なぜあなたは幸せになれないのか?苦しみから脱する方法
「最近嫌なことばかりが起きる…」
「誰といても思うような幸せを感じられないことが増えた」
こんなふうに、現状の自分の人生において、幸せになれないと感じている人は少なくありません。では、一体なぜ幸せになれないのでしょうか。
苦しい状況ばかりが続いてしまうと、夢・目標に向かう気力も日に日に奪われていきます。
大切なモノをや自分らしさを失う前に、幸せから遠のく原因について考えましょう。そうすれば、おのずと道が拓けるような感覚を味わうことができるはずです。
今回は、幸せになれない原因を知り、苦しみから脱する方法について解説します。
①なぜあなたは幸せになれないのか
人が「幸せではない」と感じるとき、そこには少なからず誰かや何かに対する不満があることに気づいているでしょうか。
恋人、家族、友達、上司など、自分以外の他者に対してマイナスな感情が抱いていたり、生活環境に不満をもっていることが不幸体質の原因になるわけです。
- あなたは、本当に「不幸」なのか。
ここで考えるべきことは、自分が本当に「不幸」なのかということです。
仮にあなたが、世界中を見渡すことができると仮定してみましょう。
すると、自分よりもはるかに苦しんでいる人、もしくは物質的に不自由で幸せではない人がいることに気づかされるはずです。
でも彼らは、置かれている状況を必ずしも幸せではないと思わないでしょう。つまり、幸か不幸かを左右するのは、「自分自身の心の在り方」なのです。
②幸せは生まれた時点で誰もが与えられるモノ
人生を送る中で不幸な出来事に見舞われることはあっても、この世に誕生した時点から、災厄に遭う人間はいませんよね。
幸せは、生まれた時点で誰もが公平に授かるモノなのです。そこから先に幸か不幸かを判断するのは、あなたの心。
物質的に恵まれないことを不幸とするのか。あるいは、恋人がいないことが幸せでないと感じるのか。そうした心の在り方を“幸せの形”と表現することがあります。
この幸せの形は、人の心の数だけ存在し、人生を過ごす中で変えられるモノです。
③幸せになれない苦しみから抜け出せないのは、こんな人!
「もう自分は一生幸せになれない」なんて愚痴をこぼす人間を見たことがありませんか?
そういう人は、往々にして物事をネガティブにとらえがちです。
他人からみれば大した出来事ではないのに過剰反応し、自分を不幸体質だと思い込んだり、努力をする余地があるのに、「この世の終わりだ…」とばかりに暗くなったり…。
ほかにも、幸せになれない苦しみから抜け出せない人の特徴は沢山あります。
下記のうち1つでも当てはまる人は、今すぐ思考の癖を捨て去るべきです。
苦しみから抜け出せないのは、こんな人!
・他人を許せない(裁く人になりがち)
・過去に執着する
・自分の失敗を受け容れられない
・完璧主義
・自己肯定感が低い
・常に緊張して肩に力が入り過ぎている
・成功体験の積み重ねが少ない
・現状認識ができていない(空想好き)
・夢・目標など生きていく指針をもっていない
④幸せになれない苦しみから脱する3つの方法
過去に執着し、今を生きられないのは非常にもったいないことです。
そんな自分を変えて人生を謳歌するには、不幸体質から脱しなければなりません。
実は、日々の小さな習慣づくりから、幸せになれない苦しみを逃がすことができるのです。
「失敗は成功のもと」「何事も経験してみる」といった思考回路を育て、自己肯定感を育てていきましょう。ここでは、幸せになれない苦しみから脱する3つの方法をお伝えします。
誰でも簡単に挑戦できる事柄なので、まずは取り組んでみてください。
日々、感謝する
あなたは、1日を過ごす中で人に感謝を示していますか?
「お礼をするなんてクダラナイ」と考えているようでは、不幸体質は改善されません。自分を生み育ててくれた両親、苦しい状況で支えてくれた友達、仕事を振ってくれた上司。
こうした人たちは、常にあなたの人生をサポートしていると言えるのではないでしょうか。
もちろん、家庭環境や仕事環境には個人差が生じることはわかります。だからといって、「自分は幸せになれない」と考えるのはやめませんか。
自分にとってプラスにならないことを考えるより、あなたに尽くしてくれた万人への感謝の言葉を贈りましょう。
自分自身で幸せになるための選択をする
「AとBどちらがよいですか?」と聞かれたとき、不幸体質の人は選択を避けたり、迷う傾向があります。
人生の主人公は、いつだって自分なのです。
「どちらでもよい」と他人任せの日々を送るようでは、幸せになれない苦しみから脱することは不可能。
あなた自身の意思を、決意を、決断を大切にしてください。これを『選択理論』といい、幸せ体質になる効果をもつほか、円滑な人間関係を構築するのにも役立ちます。
他人からの見返りを求めない
例えば、あなたの親友に誕生日プレゼントを贈ったとしましょう。
その際に、無意識のうちに見返りを期待してはいませんか?
人は欲深い生き物です。
それは必ずしも悪いこととは限りませんが、時として信頼関係を崩す原因になります。
「自分が●●をしたいと思ったからしたまで」という考えを意識的にもち、他人への要求を控えてみてください。
すると、今まで心に溜まっていたモヤモヤが吹き飛び、ストレスフリーな自分に生まれ変わるような感覚が得られるはずです。
幸せになれない苦しみを招くのは、いつだってあなたの中で働く「マイナス思考」です。
そうであるなら、ネガティブ思考・言動の大元を取り除いてしまえばいい。
「見返り」もまた、不幸を招く原因の1つなのです。
いかがでしたでしょうか。人生において幸せで満たされない、常に苦しいという状態が続けば、いつしか自分らしさも見いだせなくなってしまいます。
自分を変えて願った幸せを手に入れる余裕さえ失くす前に、上記の方法を実践しましょう。