慢性的疲労の原因は思考?良縁を遠ざける人の特徴と対処法
「原因不明の慢性疲労で身体の不調が続いている」
「特になにか体力を使うことをしたわけではないのに、倦怠感がとれない」
このような経験はありませんか?
実はこれ、あなたの思考パターンが原因で起こる慢性的疲労なのです。心と身体は常に密接に結びついています。
それゆえ、精神の健康を保てなければ、肉体もまた付いていかないのです。さて今回は、慢性的疲労の原因と良縁を遠ざける人の特徴・対処法について解説します。
①慢性的疲労の原因は思考
医学界でも話題の慢性的疲労は、特定の細菌感染などが認められない原因不明の症状。その原因については諸説あるものの、現段階では“思考”や“ストレス”の説が有力です。
- 私たちは日々、思考している
人間は、1日の中で約6万回も思考を繰り返しています。
その中で必要な情報を引き出し、自分と関連性のない情報を忘れていくわけですが、この膨大な思考量を常に顕在意識の中で認識することはできません。
つまり、私たちは無意識のうちに、様々なことを考えているのです。
- マイナス感情が湧くほどにストレスが溜まりやすい
朝から晩まであらゆることを思考する中で、マイナス感情が湧きやすい人もいます。
例えば、「仕事面倒くさいな」「あの人嫌い」「自分は無力だ」など…。こうしたマイナス感情に思考を支配されることによって、無意識のうちにストレスを溜め込んでしまうのです。
- ストレスが発散できなければネガティブ思考が定着する
日常生活を送る中でストレス発散ができなければ、不満が募り、ネガティブ思考が定着してしまいます。
すると、身体を休めるための副交感神経が正常に作用せず、睡眠の質を下げるのです。むろん、睡眠の質が下がれば疲労は解消されません。
こうした負のサイクルが出来上がってしまった人は、1ヶ月ほど耐えたのちに精神科や医療機関を受診し、そこで慢性疲労症候群と診断される傾向があります。
②良縁を遠ざける人の特徴
縁とは、人と人とのエネルギーが共鳴して生まれる関係性を指します。
その中でも良縁というのは、自分の人生を好転させ得る縁のこと。残念ながら、この世に存在するすべての人が、良縁を引き寄せられるわけではありません。
自分の人生を好転させる人間関係を築くためには、相応の努力が必要なのです。
ここでは、良縁を遠ざける人の特徴についてお伝えします。
- 汚い言葉使いやマイナス発言が多い
良縁を遠ざける要因として、“言霊の質”が問われてきましたね。
要するに、汚い言葉使いをしている人は、エネルギーの質もマイナスになるので、自分にとってプラスの気持ちを芽生えさせる相手に巡り合えないということです。
あるいは、「どうせ私なんて」「こんなの無意味だ」などといったマイナス発言の多い人も、無意識のうちに良縁を遠ざけています。
- 過度な自己犠牲精神がある
誰かのために全力を尽くすことは、非常に大切なこと。
しかし、その自己犠牲精神が必要以上に芽生えてしまうと、自分自身が疲れてしまいます。
こうして慢性疲労が抜けない状態が続くと、やがて無気力でマイナス思考に陥り、良縁をすべて遠ざけてしまうでしょう。
- 気持ちの切り替えができない
“オンとオフのスイッチ”という言葉を聞いたことがあるでしょうか。
これは、気持ちの切り替えを示すフレーズです。何か嫌な出来事が身に起こった場合、多くの人はそれを引きずってしまいます。
すると、その間にもマイナス感情は働き、身体の疲労や不調のもとを生じさせるのです。
③ネガティブ思考のせいで良縁を遠ざけたときの対処法3選
ネガティブ思考に支配されているうちは、誰もが良縁を遠ざけている事実に気づきません。
慢性疲労に苛まれたり、自分の身によくない出来事が起こったときにはじめて、悪いものを引き寄せていることに気づくのです。
1つでも多くの良縁を築けるよう、下記3つの対処法を実行しましょう。
自分の感情をノートに書き出す
良縁を遠ざけている状況を変えるためには、まず自分の感情を知ることが必要になります。
つまり、現時点であなたが何を思い、どう動いているのかを把握しなければなりません。
根底にある感情を知らない人が、いくら引き寄せの法則で良縁を築こうとしても、まったく意味がないからです。
感情をノートの書き出す方法
・嘘偽りなく自分の感情を書き出す
・そこにネガティブな言葉が思い浮かんでも、気にせず書く
・構成や文体などはめちゃくちゃでも構わない
上記3点を踏まえて、自分の感情すべてをノートに書き出してください。
この時点では、ネガティブワードが出ても気にする必要はありません。感情をノートに書き出す目的は、あくまでストレス発散と現状把握のためなのですから。
元来の自分らしさについて考える
「今はこうなってしまったけれど、元々私はこんなところが長所だった…」という具合に、生まれ持った自分らしさについてじっくり考える時間を設けましょう。
そうすることで、疲労によるマイナス思考の支配から徐々に抜け出せるようになります。
なりたい自分像をノートに書き出してアファメーションしよう
現状把握、本来の自分らしさへの理解が深められたところで、最後に“なりたい自分像”をノートに書き出します。
その際には、プラスの言葉だけを使うように心がけてください。
なりたい自分像ノートの例文一覧
・「素直で笑顔溢れる私になっています」
・「人に愛される自分になっています」
・「希望を持ち続けられる人になっています」
具体的な理想の自分像をノートに記す際は、“~になっています”と現在も目標が実現している様子をあらわす文体にするのがポイント。
これをアファメーション効果と呼び、良縁を引き寄せる上で必要不可欠な要素になります。
スピリチュアルの世界の中でも代表的な“深層心理”の観点から、思考のもたらす作用について解説しましたが、いかがでしたでしょうか。
慢性疲労を早々に抜け出し、良縁を引き寄せるための対処法を確実に遂行しましょう。