ペルソナとは、「仮面」という意味で、私たちはいくつもの「ペルソナ」を使い分けて生活しています。
たとえば、「会社」では「会社員」の仮面をかぶり、「家」では仮面を取り「素の自分」でいられるかもしれません。さらに、上司と接するときは「部下」の仮面を、部下と接するときは「上司」の仮面をつけるでしょう。家にいても子どもと遊ぶときは「親」の仮面をつけて振る舞い、夫婦の間では「夫・妻」の仮面をつけるのです。
実際に上司、部下、家族と接するときは「言葉遣い」や「表情・態度」が変わるはずです。 誰でも「 ペルソナ」を使い分けているのです。会社でも家でも同じ心構えで、同じように振る舞い、素の自分をさらけ出していたとしたら、おそらく「会社」も「家族」も成立しません。「本音と建前を使い分ける」という言葉は非常にネガティブですが、「ペルソナを使い分ける」と考えるだけで、人間関係の軋轢やストレスは大きく減らせます。
上手く被り分けてしまいましょう。それこそペルソナはあなたの素顔を護るための物なのですから。