【魔術師から】人は実はプラス思考な生き物

よくプラス思考がいい、前向きがいいと発信する教育者や占い師がいますね。私もプラス思考や前向きの姿勢肯定派なのですが、そう考える理由の一つに『人は元来、プラス思考で行動する』という真理があります。

例えばのお話なのですが、いま私たちは過去一番マスクを着用する日々を送っているのですが、マスクの下の顔を創造する時、カッコいい人や、綺麗な人、かわいい人を創造しませんか?

コロナ禍でなくとも、赤い彗星と呼ばれる男性の素顔やタキシードを着て少女を助ける紳士、白いシルクハットとマントを羽織る怪盗など、その素顔は美男美女じゃないかなと想像したことはあると思います。

また訪れたことのないレストランやカフェに行くとき、美味しいといいな、というワクワクする気持ちから決めていませんか?少なくとも不味かったらクレームを言ったり、返金してもらおうなど、最初から思いませんし、元より未開拓のお店に行こうとすること自体がプラス思考ですね。

このように、人は前向きに行動できる習性や性質を持ってます。ただ条件が整うと前向きになれなくなるんですね。

ところが、実はあなたは自分が前向きになれないときの条件を知っているはずなんです。ではどうして分かっているのにその条件を揃えてしまうかというと、実は悩んでいる自分が好きであったり、過去に悩んでいる時、誰かが助けてくれた経験を良い経験として解釈しすぎているからです。

しかし、過去に誰かが助けてくれたけど、今も誰かが助けてくれる保証はありません。それこそ、過去と同じ状況を再現できれば誰かが現れるかもしれませんが、まず時期が違うのですから、同じ状況など再現できませんね。

そして、人は前向きという性質以外に変化を嫌うという性質も持っています。しかしその性質は楽をしたいという後ろ向きな心で生まれるもので、保守と同時に退化になります。

じゃあ伝統はどうなのという意見も聞こえますが、例えば伝統的なしきたりや法律があったとしますが、そのしきたりや法律が作られた当時は、その前の法律やしきたりを変えよう、良くしようという思いで、いま伝統となっている法やルールが作られているはずなのです。

ちょっと言い回しが難しくなりましたが、例えばあなたも今の人生や暮らしに満足したり、向上心がない人とは恋愛やお仕事をしたくないですよね。それこそ、目の前にチャンスが転がっていて、とてもラッキーなことに労力も少なくて済むのに、現状維持に努めるのはとても勿体ないと思います。

同じように少し前向きな心や行動をするだけで、思いもよらぬ道や成果が生まれることも多く、その連続はあなたに自信や希望を創ってくれます。だから、ちょっとだけ、先ず自分のできる分野でよいので、前向きになっていきましょう。

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