現世の性格は前世の記憶に左右される？本当の自分らしさを知ろう

 

人の生涯を語る上で、スピリチュアルの世界では前世・現世・来世の3点が付きもの。
過去の行いや習慣がそのまま今の生き様に表れているといっても、過言ではありません。

「でも前世の記憶なんて本当にあるの？」
「今は今だから、そんなの関係ないのでは…？」

このように、自分の前世の記憶と今の関係性を否定的にとらえる人もいるかと思いますが、実は「性格」的な部分は最も強く受け継がれるとされています。

そこで今回は、現世の性格と前世の記憶の関係性について解説します。
本当の自分らしさを見失ったとき、過去を振り返ってみることも必要なのですよ。

①そもそも前世の記憶は誰にでもあるのか

前世の記憶についてお伝えする前に、まずは「輪廻転生」について知る必要があります。
スピリチュアルの世界ではよく言及されるテーマですね。

輪廻転生とは、亡くなってあの世に逝った魂が、この世に存在する予定の肉体に再び宿ることを指します。

簡単にいえば、おじいちゃんやおばあちゃんになって死んでも、これから生まれる予定の赤ん坊の中にあなたの魂が何度も宿るということです。

このメカニズムさえ理解しておけば、前世の記憶が現世においても反映されることに納得がいくでしょう。

結論として、どんな人にも前世の記憶はあるのですが、それに気づくか否かは別問題。
前世の記憶は私たちの潜在意識の中に宿るため、よほど五感の研ぎ澄まされた人でないと遠い過去の出来事を辿ることは実質不可能なのです。

②現世の性格は前世の記憶に左右される

あなたが、生まれつき臆病で物静かな性格なのだとすれば、それは無意識のうちに前世の記憶の影響を受けているといえます。

現世の性格が前世の記憶に左右される割合は人それぞれですが、突発的な対応を求められた場合などに潜在意識が働き、前世の経験や習慣をもとに行動するように仕向けるのです。

実際に、「無意識のうちに行動・発言していた」という経験があるでしょう。これはまぎれもなく、前世の記憶に左右されて起きる現象です。

③本当の自分らしさを知るためには、前世の記憶が必要

ストレス社会の現代において、本当の自分らしさを見失ってしまう人は少なくありません。
そうして途方に暮れているときに自己啓発書などを読み漁っても、結局、悩みは解消されないまま…。

こんな場合に役立つのが、前世から受け継がれた記憶なのです。
あなたの性格、行動習慣、食習慣、思考の癖、長所・短所にいたるまで、時を跨いで影響されることは無数にあります。

「本当の私ってどんな人間だっけ？」と悩み苦しんでいるなら、ぜひ1度自分の前世の記憶を辿ってみてください。

ちなみに、日頃から瞑想・気功などの習慣をもつ人ほど、潜在意識への働きかけが強まり、肝心なときに前世の記憶を垣間見られるといわれています。

スピリチュアルの世界で語られるテーマの中でも、信憑性の低い「前世の記憶」。
とはいえ、実際に前世の記憶が脳裏をよぎったという人がいることも事実です。