夫婦間のセックスレスを解消するための3つのポイント
日本では、結婚してから深刻なセックスレスに陥る夫婦が5割以上を占めています。
大切な人とのスキンシップが減ると、お互いの気持ちの在り処を見失ってしまうことがあるので、セックスレスには気を付けたいもの。
夫婦になることを決めたからには、末永く円満な関係性を続けていきたいですよね。からだの付き合いを増やすためには、いくつかのポイントを意識することが大切です。
今回は、夫婦間のセックスレスを解消するための3つのポイントについて解説します。
①セックスの回数は精神状態に比例する
結婚10周年を迎えた夫婦間で、セックスの回数が減るのは自然の摂理。なぜなら、お互いの関係性に安定感が生まれ、精神的に落ち着いてくるからです。
「夫・妻の前で取り繕うことはない」と考えた結果、セックスレスにいたるわけです。果たしてそれは、本当に不幸なことなのでしょうか。
たしかに、からだの関係を頻繁に求めたい人にとっては、セックスの回数が減るのは好ましくないでしょう。一方で、精神的な安定を強く求める人たちもいます。
そう考えたとき、セックスレス=夫婦の関係性の確立だとすれば、それは1つの幸せの形。
こうした“あらゆる価値観の尊重”を意識することで、まずはセックスレスによる夫婦間のいがみ合いは少なくなります。
精神状態に大きく左右されるセックス。決して、パートナーに一方的な性の価値観を押し付けてはなりません。
相手の気持ちに寄り添うことで、まずは“セックスへの異様な執着”を捨てることこそ、夫婦間でからだの関係にいたりやすくする方法なのです。
②セックスレスを責め合う夫婦関係はNG
長年連れ添ったパートナーに対して、セックスしないことを責めてはいませんか?
それでは、相手の精神状態が悪化して余計にからだの関係をもちづらくなります。
セックスレスを責め合う夫婦関係はNG。相手との円満な関係を望むことを最優先に考えましょう。
私利私欲のためにセックスを求めたところで、行為にいたっても気持ちよくありません。
それに、パートナーと同じ気持ちではないことを知りながら、からだの結びつきを得ても虚しいだけのはずです。
③パートナーの望む自分との関わり方を見出してセックスレスを解消しよう
「セックスを求められないのは、私に魅力がないせいだ…」と決めつけている男女は、今すぐその偏見を捨ててください。
世の中には、様々な価値観をもつ人がいます。からだの関係を求められないのは、パートナーの望むあなたとの関わり方が、それ以外の部分にあるからです。
まずは、相手の価値観に寄り添い、必要な関係性を見出しましょう。
お互いに納得のいく関わり方ができる夫婦は、セックスレスから最も遠いところにいます。
「なぜ?」「原因は私?」と詰め寄ることだけが、からだの関係性を深めるために考えるべきことではないのですよ。
この機会に、夫婦間のセックスレスを解消するためのポイントについて塾考しましょう。