盛り塩の正しい方法とは?どんな塩を使えば良いのか
邪気を祓い、自分という人間らしさを見失わないようにサポートしてくれる盛り塩。
それには正しい方法で供えることが必要不可欠です。
世の中には間違った盛り塩の知識が、ごまんと広まっています。
盛り塩で心身を清めるためには、あなたの気構えも重要な要素の1つ。そのことを念頭に置きましょう。
今回は、盛り塩の正しい方法や効果的な種類について解説します。
①盛り塩の正しい方法
正しく盛り塩を供えるためには、土台(器)・塩の盛り方・置き場所の3点を意識すべき。
誤った認識のままでいると、本来の効果は発揮されず、邪気を自ら寄せつけることになりかねません。
- 盛り塩の器
紙皿やプラスチックのボウルに盛り塩を供える人がいますが、これはNG。
神聖なものに邪気を祓ってもらう手助けをお願いするわけですから、最低限のマナーとして陶器を使用してくださいね。
大きさとしては、サラダなどに使う取り皿が目安です。
- 塩の盛り方
塩の盛り方というのは、適当に供えられやすいもの…。
それでは本来の効果は発揮されませんので、三角柱をイメージして高さを出しましょう。
分量もケチらずに大さじ3杯分は盛り付けてOKです。
自力できれいな三角柱を作れない人は、ネット通販で盛り塩づくりに用いられるグッズを購入するのがベストです。
盛り塩は、神様への捧げものとして考えられています。
丁寧に供えて景観美を損なわないようにしてくださいね。
- 盛り塩の置き場所
最もポピュラーな盛り塩の置き場所は「玄関」。
風水上でも、邪気は部屋の入口から侵入してくるといわれているため、効果てきめんです。
あるいは、窓・ベランダ・部屋の隅に設置するのも良い方法。
その際には、設置場所の四隅に盛り塩を供えることをおすすめします。
人がよく出入りするポイントでは、うっかり蹴倒してしまう可能性もあります。
そうなればイライラした感情が強まり、せっかく払った邪気が戻ってきてしまうからです。
②効果的な盛り塩の種類と選び方
邪気・悪運を吸収して清める盛り塩は、その配合成分が肝となります。
家庭用の味付け調味料を使用するのではなく、神社などで仕入れられる邪気払い・護身用の塩を購入してください。
人工的に成分が調整された塩には、邪気払い・お清めの力が少ないのが特徴。あるいは、ネット通販で売られているものも同じです。
できるだけ他人の手に触れた塩は避け、自らの手で選び取ったものを使いましょう。
他人の手に渡った盛り塩は、すでにその人のマイナスエネルギーを吸収しています。多かれ少なかれ、それでは100パーセントの浄化効力は見込めません。
自分の元に塩がやってきた時点からゼロカウントとなるような一品を選びましょう。
このように、神の捧げものである塩には、知られざる細かいルールが数多くあります。
奥が深い事柄ですので、しっかりとこだわりを持って供えることを意識したいもの。
スピリチュアルな分野においては、自身を清めたいと願う主の心の在り方こそが、最も重要なのですから。