親や先生に人に迷惑を掛けるなとか心配を掛けるなと言われたことがある人は多いと思いますが、幼少期の大人の言葉というのは時に呪いになってしまうことがあります。
そして、一番怖いのは大人自身が自分の言葉が呪いになると思っていないということ。それこそ、人に迷惑を掛けるなという言葉の場合、子どもは親にも迷惑を掛けてはいけないと刷り込まれ(たとえ後に親が親には迷惑を掛けてもいいと言っても子どもには先に伝えた言葉が強過ぎてフォローが入っていきません)ます。
その結果、あらゆる行動が積極的にならなくなり、感動体験や成功体験が少ない子ども時代を過ごしてしまい、子どもの自己肯定感が低下し、承認欲求が強くなってしまいます。
この言葉の呪いを解くのに、先ずは大事なのは《親も他人》、《自分は親のクローンではない》と理解しておくこと。
それこそ呪いの言葉が怖いのは、言われた人が将来同じ言葉を使う傾向が非常に高いことです。それってとっても怖いですよね。大丈夫、今からでもそうならないようになれます。
言葉は一番身近なプレゼント。相手に対しても、自分に対しても良いものですよ。