ご先祖様のパワーを授かる先祖供養・お墓参りとは

お盆や年明けなどにご先祖様のお墓参りに繰り出す人が増えるわけですが、ここで意識したいポイントが1つあります。

それは、パワーを授かる先祖供養の方法を取ることです。ご先祖様とは、あなたと血縁関係のある存在。
それを敬い、健やかに過ごされていることを願いつつ、祈りを捧げましょう。

また、お彼岸など墓参りシーズンに限らず参拝することで、ご先祖様からパワーを授かりやすくなるともいわれています。

①先祖供養の意味を考えて参拝しよう

先祖供養とは、お墓で眠る者たちをねぎらうための参拝活動を指します。

まるで神社参りと同じような感覚で臨み、自分の願いを聞き入れてもらうためにお墓参りをする人たちがいますが、これは間違った方法です。
本来は、ご先祖様が安らかに眠り続けることを願い、手を合わせるのが、お墓参りの目的。つまり、自分が何か困った時にだけ参拝するのではありません。

こうした先祖供養の基本を心得た上で、お墓参りをしましょう。そうすることにより、ご先祖様から受けられる恩恵・パワーが違ってきます。

②お墓の掃除は丁寧に行うこと

ご先祖様からのパワー欲しさにお墓参りをしたものの、パワーを授かった気がしない…。

そんな人は、墓石の掃除が行き届いていないはずです。たわしや雑巾などのアイテムは、きちんと持参しましたか？
大掃除と同様、お墓の掃除をすることは、ご先祖様の周りについた穢れを払い落とすこと。それがなされなければ、どんなにお参りをしても意味がありません。
汚れたままの暮石の下で眠るご先祖様は、あなたに対して不満を抱き続けます。

お墓の掃除は丁寧に行うことが先決です。参拝の習慣がある人は、このポイントは欠かさずチェックしましょう。
スピリチュアルな考えに基づいた理論ですが、「汚い空間を好まない」のは誰も同じです。

③先祖供養の日は、ほかの用事を入れない

お墓参りに行く人の中には、同日に複数の予定を入れていることもあるでしょう。

しかし、何かのついでに先祖供養をすることはおすすめしません。
誰しも、「○○したついでに、あなたに会いに来た」と言われても、あまりいい気はしませんよね。

それと同じように、ご先祖様も、ほかの用事を済ませるついでの参拝は望んでいません。きちんと供養をするつもりであるのなら、墓参り以外の予定は入れないようにしましょう。
1日かけてご先祖様に祈りを捧げようとする人ほど、絶大なパワーを持って帰ってきます。

• 先祖供養は日中に行うのがパワーを受けやすくなるポイント！

毎週のようにお墓参りをしているのに、なぜだか不運な出来事にばかり直面する。そんな時に見直すべきは、参拝の時間です。

あなたは、日中にご先祖様の供養を行っていますか？
もしも西日の沈む夕方から夜間にかけてお参りをしているのなら、ご先祖様からパワーを授かることは出来ないでしょう。
太陽の光のあるうちに、先祖供養を行うようにしてくださいね。